Temuで【PSO-RITE】と【PSO-SPINE】の類似品を買ってみた!ガチ検証レビュー

こんにちは、整体師のポチり隊長です。
前回の記事で「PSO-RITE(正規品)は素晴らしいけれど高すぎる!」という話をしました。

「1つ1万5千円もするプラスチックの塊は買えないよ……」

その気持ち、痛いほど分かります。私も最初はそうでした。
そこで、皆さんの代わりに私が**「人柱」となって、激安通販サイトTemu(テム)で販売されている類似品を購入し、徹底的に使い倒してみました。

今回検証するのは、以下の2つの類似品です。

  1. PSO-SPINEもどき(背中用):購入価格 約1300円(割引後)→愛情を込めて青い背びれと名付けました!
  2. PSO-RITEもどき (腸腰筋用):購入価格 約2,000円(おまけ付き)→親近感を抱きピンクの角と名付けました!

PSO-RITE社正規品なら2つで約3万円コースですが、Temuなら合計3,400円。価格差はなんと10分の1です。
しかも、ピンクの角の方は黄色いおまけのトリガーポイント刺激ツール付きなので、単体で探せばこちらも1500円程度で見つかります。
果たしてこれは「安物買いの銭失い」になるのか、それとも「コスパ最強の神グッズ」なのか?
整体師が自らの体を張ってガチレビューします。

目次

1. 開封の儀:第一印象は「意外と…?」

Temu名物の「しわしわの簡易包装(グレーのビニール袋)」で届きました。この辺りはご愛嬌。
袋を開けて、商品を手に取ってみた第一印象をお伝えします。

匂いは?

まずは青い背びれ!格安海外製品でよくある「強烈な化学臭(ゴム臭)」を覚悟していましたが、意外にもほぼ無臭
鼻を近づけてもプラスチックの匂いは殆どしませんので部屋に置いても全く問題ありません。これには拍子抜け(良い意味で)。

続いてピンクの角!こちらは段ボールの中でさらにパツンパツンのビニールに包まれて手元に届きました。
ピンク色というよりは実際の色はワインレッドです。

これは余談になりますが、おまけ品の黄色いトリガーポイントブロック。
こちらは「強烈な化学臭(ゴム臭)」でした。
速攻で石鹸で洗いました。
小さなお子さんがいらっしゃる家庭は気をつけましょう!

質感は?

青い背びれの表面はマットな加工がされており、ツルツル滑るような安っぽさは感じません。
ただ、正規品(後日Amazonで購入したPSO-SPINEなど)と比べると、「軽さ」を感じます
中身の詰まり具合というか、プラスチックの密度が少し低いのかもしれません。
そして両端を持って手で曲げようとすると、少しだけしなります
正規品はしなるような事はないので、使う場所や使用頻度によっては壊れることもあるかもしれません。

ピンクの角の方は逆にマット加工無しでツルツルしています。
このPSO-RITEもどきに関しては正規品を購入していないので、比較ができません。

青い背びれ…ツヤ消し(ざらざらという程ではない)
ピンクの角…ツヤツヤ
という質感です。

2. 検証① PSO-SPINE(背骨用)類似品

まずは、背骨(脊柱)周りのケアに使う、青い背びれから。
形状は、5対10個の山が連なっている独特のフォルムです。

実際に寝転がってみた

フローリングの上に置き、背骨が真ん中の溝に来るように仰向けになります。

……うぐぅ、これは効く!

思わず声が出ました。
このグッズの肝は、「背骨(棘突起)には触れず、その両脇にある脊柱起立筋群を捉える」という点ですが、類似品でもその設計思想は完全に機能しています。
(より専門的に解説しますと、腰部に近い付近では多裂筋胸肋部付近では最長筋腸肋筋付近にズブっと刺激が入ってきます。逆に背骨ぎわの棘筋や胸肋部付近の多裂筋には幅が広すぎて突起が当たりません
しかしながら、中山式などの突起が短い器具と違って下部の肋骨に付着する下後鋸筋にもビシっと刺激が入るあたり、最高です。)

そして私の体重(約80kg)を預けても、ミシミシという音はしません。硬さは十分です。
背中を浮かせて上部にスライドさせると、肩甲骨の間のガチガチに固まった菱形筋付近が、ゴリゴリと音を立ててほぐれていきます
さらに腰のヤコビー線(ちょうどベルトをするあたり)をまたいで仙骨の方も刺激すると
くっっ!
ここはちょっと刺激が強すぎたかな。

また、左右に体重のかけ方を調整すると、右か左、辛い方や圧が欲しい方の刺激を強めることもできます。
逆に刺激を弱めたい場合はマットレスの上やソファの上など、やわらかいモノの上で使用すれば刺激はマイルドになります。
高齢で痩せ気味の私の母上に試してもらったところ
「ギャーーー」
と叫んで、以降、見向きもしなくなりました。(汗)

整体師ガチ判定:【合格】

これはアリです。背中の筋肉は面積が広く、面で支えるため、プラスチックへの負荷も分散されます。この構造なら、類似品でも十分な耐久性と効果が得られるでしょう。1,500円程度でこの背中の軽さが手に入るなら、マッサージ1回分より遥かにお得です。

3. 検証② PSO-RITE (大腰筋用)類似品

続いてピンクの角。お腹の奥、大腰筋をほぐすための「U字型」のグッズです。
こちらは点(突起の頂点)に全体重がかかるため、強度と形状の精度が求められます。

形状チェック

お腹に刺さる「突起の高さ」と「角度」。ここが狂っていると、内臓を圧迫するだけで筋肉に届かないという危険な状況に陥ります。
定規で測ってみましたが、解剖学的に見て腸腰筋に届く高さ」はクリアしています
見た目は正規品と似ていますが、突起の根元の太さが違いますね。
類似品はUの字が丸っぽく、正規品は角っぽくなっています。

実際に使ってみた

おへその横あたりに突起をセットし、うつ伏せになります。
腕で体を支えながらゆっくりと深呼吸をして、脱力……。

うぐぐ……入る……!

新鮮な刺激です。ちゃんと隊長の内臓脂肪層を突き抜けて、奥のズーンと響く場所に届いています。
効果としては申し分ありません。テニスボールでは味わえない「深さ」があります。
自重で突起が呼吸とともに徐々に沈んでいくので、腹を殴られる、とか自分で指を差し入れる感覚とも若干違うような…?

気になった点(デメリット)

ただし、こちらはSPINE(背骨用)と違って気になった点が2つありました。

  1. 底面の滑り止め加工が安っぽい
    これは青い背びれと共通の点です。正規品には裏面に4から6か所にシリコンゴムの滑り止めがついていますが、Temuの類似品はプラスチックに1mmくらいの薄い滑り止めが貼り付けてあります。
    フローリングの上ではそれほど滑りませんが、畳など使用場所によってはこの滑り止めがすぐにはがれてきそうな雰囲気です。
  2. エッジの処理が甘い
    お腹に当てる部分に「バリ」はありませんが、基底部の角の処理が少し鋭利な印象。
    どうやら、突起のある上部と底の部分で張り合わせた構造のようで、そこの部分ががズレてバリのようになっています。
    使用時には問題ありませんが、持っているときに、バリには気をつける必要があります。

類似品 薄いすべり止め

正規品 シリコンゴムのすべり止め

張り合わせ部分の大き目のバリ

整体師判定:【条件付き合格】

機能(ほぐす能力)は満点です。
ただし、「滑りやすさ」などの使い勝手には工夫が必要です。ヨガマット必須で使用するなら、1,000円という価格は破格のコストパフォーマンスと言えます。
また、正規品のマニュアルなどには背中や腕、大腰筋以外の場所に使用している写真が載せられていますが、このタイプに関してはうつ伏せで安定した場所での使用に限定することが条件だと感じました。

4. 「正規品」VS「類似品」決定的な違いとは?

両方使ってみて分かった、価格差の正体。
それは「安心感(剛性)」です。

Temuの類似品は、機能こそ果たしていますが、やはり素材が少し「薄い」感じがします
今は大丈夫ですが、毎日体重をかけ続けたら、1年後には割れたり変形したりするリスクは否定できません。

一方、Amazonで購入したUSA製の正規品は、「硬質なブロック」のような密度を感じます。
まさに質実剛健といった感じで、これは10年使っても壊れないだろう、という圧倒的な信頼感があります。

これはフォームローラーの代表StretchPole®︎(ストレッチポール)の正規品とそれ以外の類似品の比較でも感じた価格差なりの品質の差というものが確かに存在すると感じました。

5. 結論:Temu版を買うべき人、やめるべき人

今回のガチ検証の結果、私の結論は以下の通りです。

Temu類似品がおすすめな人

  • 「PSO製品の形」が自分の体に合うか、まずは低コストで試してみたい人。
  • 多少の滑りやすさはヨガマットなどで工夫できる人。
  • 「壊れたらまた買えばいいや」と割り切れる人。

正規品(Amazon等)がおすすめな人

  • 体重が重め(80kg以上〜)の人。(類似品の強度だと不安があるため)
  • 最初から「一生モノ」として愛用したい人。
  • USA製というロマンや、所有欲を満たしたい人。
  • 月に2回以上、マッサージ、整体などのメンテナンスに通っている人。

ちなみに私は多いときは週に1回、通常は月に1度は台湾式背中ふみ(背中に全体重でのっかる)キツめのメンテナンスを受けていましたが、現在はととのい休憩室でのセルフケアで十分満足できています。
メンテナンス代と割り切って、1回1万円から1万5千円の料金を払っていたので、かなりお得な気分になりました

まとめ

Temuの1500円以下の類似品たち。
正直、「安かろう悪かろう」でネタにするつもりでしたが、悔しいことに「ちゃんと使える」製品でした。

特に、これまで「腸腰筋ほぐし」を体験したことがない人は、高額な正規品を買って「痛すぎて使えなかった」となるのが一番の悲劇です。
また、「背中ほぐし」の場合、中山式快愉器やツボぐりぐり君などの丸い突起の刺激で十分効く!という方はこれらの尖がりタイプの刺激はあわないと考えられます。
まずはTemu版で魔のエリアに届く感覚を体験してみる
そして、ハマったら正規品を検討する。それが最も賢い激安通販の攻略法だと確信しました。

使い方は少しコツがいるので、無理せず「イタ気持ちいい」範囲で試してみてくださいね!

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